戸建タイプの障がい者グループホーム (共同生活援助)の消防法令・点検・工事
障がい者グループホームの消防法令 |
障がい者グループホームには必ず消防設備の法令が紐づいてきます。
●消火器
●誘導灯
●特定小規模施設用自動火災報知設備
●◆自動火災報知設備
●◆消防署へ通報する火災通報装置
●◆スプリンクラー設備
●◆▲自家発電設備
●◆▲蓄電池設備
規模別に分けると
●は戸建ての共同生活援助
●◆は20人程度が生活する中規模
●◆▲1000㎡を超える大規模施設
といった規模ごとに設備が増えていきます。
また障がい者区分が4を超える方が8割以上在籍する場合は面積に関わらず
スプリンクラーの設置が必要になるので戸建だとしても設置が必要となります。
消防設備点検について |
グループホームやデイサービスは面積に関わらず消火器や誘導灯が設置されております。
その為消防設備点検の実施は必須となります。
■ 抑えるべきポイント ■
①1年に2回の消防設備点検を実施する事
②そのうち1回分の点検報告書は所轄消防へ提出をする事
③消火器は製造から6年を超えていたら放射試験を実施する事
専門性のある点検なので防災業者へ外注は必須ですが費用の相場は
施設の規模 | 費用相場 | 設備 |
戸建の小規模 |
15,000円 ~20,000円 |
消火器、誘導灯、特定小規模自火報 |
20人程度が生活する中規模 |
30,000円 ~50,000円 |
消火器、誘導灯、特定小規模自火報、火災通報装置、スプリンクラー設備 |
1000㎡を超える大規模施設 |
80,000円 ~150,000円 |
消火器、誘導灯、特定小規模自火報、火災通報装置、スプリンクラー設備、自家発電設備、蓄電池設備 |
※上記の費用には消防署への届出も含まれます。
消防工事の施工費用について |
近年では戸建を共同生活援助として開業する法人様も増えてきております。
消防設備工事は福祉課へ提出する適合通知書の発行をするためにも必須の施工となりますので開業前に費用を把握しておく必要があります。
■ シュミレーション ■
※※戸建てグループホームの場合
消火器 | 2本 | 14,000円 |
誘導灯 | 2台 | 30,000円 |
特定小規模施設用感知器 | 10台 | 140,000円 |
工事費 | 1式 | 120,000円 |
届出作成・消防提出費 | 1式 | 60,000円 |
完了検査 | 1式 | 40,000円 |
その他諸経費 | 1式 |
平均相場だとだいたい45万円~60万円くらい
注意🔺戸建ての消防工事をやったことのない業者へ見積もり依頼をすると60万円台の見積もりが出てきます。
弊社では相場より安く施工が出来るラインを狙っているため
38万円から48万円を標準として見積もりを作成しております。
建物の平面図を共有いただけましたらお見積りが可能となっております。
デイサービスの消防設備の事ならうた防災へ是非お問い合わせをご検討ください
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