ブログ


蓄圧式消火器は製造から6年目以降は交換が必要です

 

1.消火器の消防法令では6年目の消火器は交換になる

 

 

消火器は製造から10年を超えたら交換が必要です。

 

だけど

 

消火器は6年目で『実質交換』をしなければなりません

 

 

その理由は消火器には2つの点検パターンがあるからです。

 

 

・外観点検

 

・内部点検

 

 

【外観点検】は1年目から10年目まで実施する点項目は以下画像の通り

外観点検だけなら消火器を交換する必要がありません。

 

 

 

 

【内部点検①】6年目から10年目まで実施する点検です。

6年目以降の全体の消火器の10%を解体する点検です。

 

 

つまり6年目以降の消火器が50本あれば5本は解体をしなければなりません。

 

 

 

 

【内部試験②】さらに消火薬剤の詰替(放射試験)も行わなければなりません。

解体した消火器の半分の薬剤を交換をします。

 

先ほどの数式で例えると

 

 

 

<6年目以降の消火器>

消火器が50本

 

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

 

 

<内部試験をする消火器>

10%なので5本

 

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇●●●●●

 

 

<詰替(放射試験)をする消火器>

5本の半分なので3本

※奇数の場合は切り上げ

 

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇●●☆☆☆

 

 

 

〇=6年目から10年目の消火器で外観点検のみ

●=6年目から10年目の消火器で内部点検のみ

☆=6年目から10年目の消火器で内部点検及び放射試験

 

 

 

 

2.消火器交換をしないと高く付く

 

先ほどの例で挙げた●●☆☆☆

これらの消火器は全て交換が必要です。

 

 

消火器を数本点検/1回 するのであれば、

点検委託費用は8,000円から12,000円です。

 

 

 

しかしここには内部試験の費用は含まれておりません。

解体には時間も掛かりますし放射試験には薬剤料も含まれますので当然上記の金額では対応しきれません。

 

 

詰替作業にどれくらい費用がかかるかというと・・・

3㎏の消火薬剤を補充するのに

≪原材料費≫2,000円程度の薬剤料金が発生します。

 

 

 

それに加えて解体から元に戻す工程を考えると点検時間1本あたり30分追加となりますので

点検料も5,000円から8,000円くらい値上がりすると想定します。

 

 

 

 

 

最安値で内部試験+外観点検の委託費用を考えてみましょう。

 

 

 

<本来の点検金額>

8,000円(外観点検+書類作成費+消防署への届出)

〇部分のみの点検費が8,000円

 

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇●●☆☆☆

 

 

<内部試験を含めた金額放射試験1本分>

4,000円(薬剤料)+5,000円(解体費用)=9,000円

●と☆の部分の点検費用

 

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

〇〇〇〇〇●●☆☆☆

 

 

<消火器が6年を超えている建物の消火器点検費用>

8,000円(外観点検+書類等)+9,000円(内部点検)=17,000円

 

※これはあくまで最安値です。

 

 

これが半年に1回の点検の度にやらなければいけない作業になります。

それなら消火器を全て交換した方がシンプルで安いという結論に!

 

 

 

 

 

3.蓄圧式粉末消火器10型を購入するといくら?

 

 

アマゾン

 

4,200円 古い消火器の引き取りなし

廃棄は別途費用(1,500円~2,000円)※引き取り相場

 

 

 

 

ホームセンター 

 

3,980円 持参すれば古い消火器の引き取り無料

 

 

 

 

うた防災株式会社

 

古い消火器の引き取り無料

建物まで弊社の社員が伺い立会も不要

交換した消火器は後日写真で提出

 

10年を超えた消火器 6,000円(税抜)/1本あたり
製造から6年~10年目の消火器で9本以下の場合 6,000円(税抜)/1本あたり
製造から10年未満で10本以上交換の場合 5,000円(税抜)/1本あたり 

 

 

 

※注意事項

①必ず業務用消火器10型(薬剤料3㎏)をご購入ください。

②ご自身で消火器を交換する場合は半年に1回の点検の度に消火器を交換しに行っていただく必要がございます。

③そういった手間を完全に省くために6年を超えた消火器は全て新しく更新する事をお勧めしております。

④6年目以降の消火器の外観点検のみの点検もお請けしておりますが消防署から問い合わせが行くことがございます。その際は自己責任にて対応をお願い致します。

 

 

 

 

4.結局一番安くて手間が掛からないのは?

 

 

製造から6年目以降の消火器は全て更新しましょう!

その方がお得です!!

 

 

<参考例>

消火器が10本設置されているアパートを想定します。

10本全て6年目の消火器と仮定し、『まとめて交換』『都度内部点検』を実施の比較

 

 

 

 

『まとめて交換』

 

10本×5,000円=50,000円

以後5年の点検費用 10回×100,000円

 

5年で150,000円となりました。

 

 

 

 

 

 

『都度内部点検』

 

以後5年の点検費用 10回×17,000円=170,000円

5年で170,000円となりました。

 

※最安値設定の段階で-20,000円となってしまいました。

 

 

 

 

 

 

結論、

消火器は6年目に入った段階で全て交換した方がノーリスクで安い

 

 

消火器の事に関してご質問がございましたら弊社の営業担当までお問い合わせください。

 

 

 

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 うた防災株式会社. All rights Reserved.