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「消化器?消火器?いつまで?有効期限や罰則について」

「消化器?消火器?いつまで?有効期限や罰則について」

 

みなさん、こんにちは!

うた防災株式会社、消防設備士の高根沢です。

 

 

とある日Google検索をしていて、『消火器』と打ち込んで検索したはずが、『消化器』と入力していたことに気が付きました。

 

「防災屋がそんなミスするなよ!』ツッコミを入れたくなるところですが、言い訳をするといつもと違うPCを使ったから変換で先に消化器の方が先に出たのです!

 

 

 Googleは自分たちの脳みその中までは理解してくれませんからね。

今回はそんな私のように、間違って消化器と検索した人たちも消火器と検索し直さなくてもいいようにこの記事のタイトルにしてみました。

 

 消化器をタイトルに防災ブログを書く消防設備士は私が初めてではないでしょうか?

 

サラリーマン時代は他人と違う事をやることに対して蓋をされる風潮があったりもしましたが、こうやって起業して自己発信する立場になると、他人と違うことを突き進めるので非常に楽しいです。

 

 

※本題は真面目な話をします

 

【目次】

 

1. 消火器の有効期限

2. 罰則

3. 管理者の方に気を付けてほしいこと

 

 

 

消火器の有効期限

 

 

消火器には3種類の有効期限があります。

 

1,業務用メーカー推奨の有効期限(8年)

2,業務用消防法令の有効期限(10年)

3,住宅用消火器の有効期限(5年)

 

 

『メーカー推奨の有効期限』『消防法令の有効期限』年数は何故違うかを解説していきます。

 

 

皆さんが着目すべきポイントは消防法令の有効期限のみで問題ないです。

 

メーカーが何故8年と設定しているかというと、消火器交換のサイクルを早くしたいからです。理由は皆さんのお察しの通り儲けの為です。

 これは消火器に限った話ではないですよね。なので、消防法令だけ気にしていれば問題はありません。

 

 

一方で住宅用は5年が有効期限となっております。住宅用消火器には消防法令で定めた有効期限はありませんが、80~90年製の消火器をお持ちの方は早めに廃棄する事をお勧めいたします。

消火器の中にある放射装置が経年劣化でちょっとした衝撃で爆破、破裂したケースが消防庁へニュースになってあがってきたりしています。

 

 

 

罰則

 

 罰則の事例が適用されるのは『業務用消火器』のみです。

 

【主に罰則になるケース】

 

・点検を怠った場合

 

・点検結果を受け故障しているのにも関わらず交換せず、火災が起きた時に機能しなかった場合

 

 

特に2番目は本当に多額の管理責任を負うことになるので気を付けてください。

 

ちなみに、新宿区で起きた火災は死者も出してしまい、1億超えの賠償金支払いとなりました。その後消防法も改正されました。

 

 

管理者の方に気を付けてほしいこと

 

 

管理者の役割に当たる方々には一番気を付けて欲しい事があります。

 

『契約している防災屋は点検後、担当者様に口頭による結果報告もしていますか?』

 

 

私の知っている業者でこれをやってない防災屋はかなり多いです。

具体的にどのような対応が多いかというと、

 

『点検終わりましたので失礼します。』

 

『点検の結果は後日書類で送ります。』

 

 

正直なところ、あんなに分厚い消防設備結果報告書なんて、見ないですよね?

 

そして後日送られてきた書類には、不備がありますとだけ記載してあり、そのまま放置ってパターンがすごく多いと思います。

 

例えば、これで火事が起きてしまった場合、防災屋は『報告書に書いてありましたよね?』といって逃げる事が出来る訳です。

 

こうなってしまったら、責任は全て管理者のみとなります。

 

 

 

 私たちの会社ではそういった対応だけは絶対にしないように教育をしております。

お客様と一緒に建物の安全を守るという行動指針がありますの。情報は必ず共有させてもらっておりますし、わからないことが少しでもあれば、すぐにご相談をいただける対応を心掛けております。

 

 

 今日はちょっと変わったタイトルでしたが、皆さんのお役に立つブログをこれからも発信していきますので、今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

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うた防災株式会社では「人と建物の安全を皆様と作り、守りたい」を企業理念にお客様と一緒に消防設備を通じて安心できる千葉県の設備管理会社です。

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