ブログ


「働き方改革!?マンション点検の相場が上がっている訳!」

「働き方改革!?マンション点検の相場が上がっている訳!」

 

みなさん、こんにちは!

うた防災株式会社、消防設備士の高根沢です。

 

 

マンションの管理をされる、オーナー様、管理組合様、不動産関係の会社様

それぞれ消防点検の維持費で課題を持たれる方は少なくないはずです。

 

 

 ではなぜ、マンションの消防点検が高額になってしまうのかを、解説していきたいと思います。

 

 

 

【目次】

 

1. コスト増の理由ランキング

2. コストカットの方法

3. まとめ

 

 

 

コスト増の理由ランキング

 

 

1位

何度も現場に行かなければならない

 

2位

働き方改革による影響

 

3位

効率よく点検をさせてもらえない(住民の方との調整)

 

 

 

第1位

何度も現場に行かなければならない

 

マンション点検の場合最低でも合計2回は現場に行かなければなりません。

 

1回目・・・マンション点検をする告知のチラシを配りに行く

2回目・・・点検で行く

 

3回目以降は防災屋との契約内容によりますが、部屋に入れなかった場合

3回目・・・再点検のチラシを配りに行く

4回目・・・再点検で行く

 

 

これだけで日間も使ってしまいます。

1つの現場に4日間もかける仕事大型商業施設とか病院とかそのレベルです。50万円単位の契約と同じ工数を掛けてしまうような状態だと必然的にコストが高くなります。

 

 

第2位

働き方改革による影響

 

今、防災業界でも働き方改革の影響は少なからず受けています。つまり土日祝日を休みにする防災屋が急増中ということですね。社員にとっては朗報であり、発注者からしたら悲報です。

 

 具体的に現場ではどのようなことになっているか例を挙げています。

 

・某中小企業防災屋は働き方改革を受け、土日を休みに移行するにあたり、マンション点検を下請けに流す事にしました。当然下請けに流すので金額は上がります。

 

・契約終了の申し出を防災屋からされることもあります。これは発注者が無理な要望をしたり、金額が低かったりすると起きる現象です。あくまで防災屋も営利企業なので費用対効果が悪い物件はお断りされることも最近では増えてきています。

 

 

 

第3位

効率よく点検をさせてもらえない(住民の方との調整)

 

①   住民の方の協力が得られない現場はコスト割高になります。

例えば、

『今日は家族とゆっくりしたいから別日にして』

『夜20時だったら居ますのでその時間に来て』

 

中には仕方ない理由もあるのですが、最低限の協力が得られない場合は結局コストとして、オーナー様に乗っかってきてしまいます。※再点検でお金が掛かります。

 要は人が動いた分だけお金が掛かりますので、協力をいただければコストカットも出来る訳です。

 

 

 

②   住居スペースに入るので人員の配置が大変

部屋の中の熱感知器とベランダの避難はしごの点検のために入らせてもらっています。

 

 まず、居住者の許可が無いと入れませんから、許可を取り慎重に点検をするという時点でかなりの気遣いが必要です。

 

正直、アルバイトや新人の社員には任せられない仕事です。これは零細大手どんな防災企業も共通しています。マンションの点検に慣れている熟練の社員を使うのでコストが掛かります。

 

 

コストカットの方法

 

これらの順位と理由を踏まえて、マンションオーナー様や管理会社、組合様のコストカットの具体的な行動を説明していきます。

 

 

その1

点検の周知は自前で行う。

 

防災屋から点検するチラシを貰い、各部屋へ投函とエントランスへの貼り付けを自前で行えば防災屋としてもかなり助かります。

 

 

その2

防災屋としっかり打ち合わせを行い、効率よく点検できる方法を考える

 

弊社はコストカットができる方法を必ずお伝えしておりますが、他社がどうかは分かりません。

『安くやるためにこちらで出来る事はありませんか?』

と防災屋に相談するだけで金額は大きく変わってくると思います。

 

 

職人気質な防災屋に『安くしてください』だけだとあまりよく思われません。防災屋と気持ちよく契約するためにはお互いに気遣いが必要ということですね。

 

 

 

その3

住民の方へ点検前にご理解をいただけるように伝える

 

 これは可能であればやっていただきたいです。全部のお部屋はやらなくていいので、ご高齢の世帯や、少し気難しい方が住まいのお部屋のみでもやっていただけると助かります。

 

 何故かというと、周知はしているのですが、このご時世だと詐欺の押し売りだと思われたり、そんなの聞いてない、の一点張りをされてしまったりして大変な目に遭うとこがしばしばです。

 

 

 

 

まとめ

 

色々考えるのがめんどくさかったり、現在の業者に頼むのが心苦しかったりしたら、弊社にご相談くださいそれが一番早いです。

 

それ以外の方法でご検討中でしたら、この記事で説明した方法で防災屋さんに相談してみてください。

 都内は別ですが、地方はどんどん人が減ってきて管理費修繕費の回収に苦戦しているマンションが多いと聞きます。

 

 

 

マンション管理も働き方改革と一緒です!

業務効率を上げて改革すれば生産性が上がり点検費を削減できます。

 

 

 

うた防災では今までのやり方に疑問を持ち、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信していきます。

これからも役に立つ情報をアップしていきますので、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

うた防災株式会社のサービス

 

うた防災株式会社では「人と建物の安全を皆様と作り、守りたい」を企業理念にお客様と一緒に消防設備を通じて安心できる千葉県の設備管理会社です。

既存業者には今更聞けない・・・

防災点検のコストカットをしたい・・・

そもそも何がわからないのかもわからない等々

お悩みがございましたら是非弊社までお問い合わせください。

下記の内容であれば間違いなくお悩みは解決できます。

 

【サービス】

消防設備点検

消防設備工事・施工

消火器・消火栓ホース・誘導灯

自動火災報知器・発信機・ベル

防火戸・防火シャッター・防火設備検査

見積・現場調査・相場

その他消防設備に関する事

 

【エリア】

千葉県内、船橋市、鎌ヶ谷市、習志野市、白井市、印西市、四街道市、佐倉市、柏市、松戸市、流山市、野田市、市川市、浦安市、我孫子市、八街市、千葉市、その他周辺地域

 

【物件】

飲食店、アミューズメント施設、スポーツ施設、店舗、デパート、複合商業施設、ホテル、アパート、マンション、病院、診療所(整骨院/歯科医院)、介護施設、老人ホーム、デイサービス、障碍者施設、保育園、幼稚園、学校、美術館、図書館、銭湯、工場、倉庫、雑居ビル等

 

【お問い合わせをいただくお客様】

不動産会社

ビル管理会社・ビルメンテナンス会社

店舗や福祉施設のオーナー、管理者様

アパート・マンションを管理されているオーナー様、管理組合様

設計事務所(防火設備定期検査の協力会社のご依頼等)

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 うた防災株式会社. All rights Reserved.