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消火器の有効期限や点検方法

「消火器の有効期限や点検方法」

 

みなさん、こんにちは!

うた防災株式会社、消防設備士の高根沢です。

 今回は町中や住宅などで見かける消火器の有効期限と点検方法について取り上げたいと思います。

 消火器は業務用家庭用があり、有効期限はそれぞれ異なります。

 

【目次】

①     消火器の有効期限

1.業務用消火器

2.家庭用消火器

3.有効期限内の消火器の故障?

 

②     消火器の点検方法

1. 緊急時に使えるようにする簡単点検

2. 有効期限の正しい認識

3. 点検を消防署に報告

 

 

 

 ①消火器の有効期限

 

1. 業務用消火器

 

 管理の対象となるのは店長や建物オーナー、自治会の班長、学校であれば事務長、教頭先生などに役割が振られていることが多いですよね。

 消防法においての有効期限は製造から10年

 

 

写真のように製造年2019年の場合、2029年まで有効ということになります。

ちなみにメーカー推奨は製造から8年となっています。。

 

2. 家庭用消火器

 

 家庭用の消火器は製造から5年が有効期限とされています。

業務用に比べると消火器のサイズは小さいです。2ℓ入りのペットボトルくらいの大きさですね。

 

 

3. 有効期限内の消火器の故障?

 

 点検を怠っている消火器は5年でも使えない場合があります。消火器を利用したけど噴射しなかったというケースを聞きますが、それは消火器が壊れている訳ではなく点検を怠った結果、噴射しなかったということが多いです。

なぜ点検を怠ると消火器が使えないのか?それは消火器の中身に原因があります。

 消火器の中身は液体や二酸化炭素等種類は多々ありますが、もっとも主流なのが粉末消火器です。

98%の消火器が粉末だと思っていただいていいでしょう。

 消火器をよく見ると粉末か液体か書いてあるので確認できる方は見てみてください。

 これに関しては粉末が下に沈殿し固まってしまっている状態の為、噴射しないという単純な理由です。

 実は点検さえしっかり出来ていれば8~10年と言わず15年くらい余裕で使うことが可能です。

※でも消防法的には10年が有効期限なので遵守しましょう

 

②    消火器の点検方法

 

1.緊急時に使えるようにする簡単点検

 

 すごく簡単なので粉末消火器の点検の仕方もご紹介致します。

消火器のレバーと消火器の下部を持って消火器を20秒くらいひっくり返します。こまめに点検をしている消火器であればサラサラと粉の落ちる音が聞こえてきます。何年も点検をやってない消火器であれば、ドスドスと粉の塊が落ちる音が聞こえます。後者の場合はサラサラになるまでひっくり返したり戻したりを繰り返してみましょう。

 

栓さえ抜かなければ噴射することはないので思い切って逆さまにしましょう!

 

 

2.有効期限の正しい認識

 

 他にも色々と消火器の点検項目はあるのですが、緊急時に使うための措置としてはこれだけやっておけば使用する事ができるでしょう。

 消防設備士として皆様に認知していただきたいことは、消火器は有効期限までは使える」訳ではなく「点検をすれば有効期限まで使える」ということです。

今紹介した点検をすれば消防法を遵守できているか?と言われたら答えは”NO”です。先ほども記載しましたが、粉末の点検以外にも点検すべき項目はたくさんあります。

 

3.点検を消防署に報告

 

実際に点検をしたら、消防設備点検報告書というものを消防署に提出をしなければなりません。※個人宅の消火器は不要です。

せっかく点検をしても消防署に点検の結果を報告しなければやってないと同じことになってしまいます。

 

 そこに関しては消防設備会社であるうた防災株式会社が行う業務になりますので、点検から報告まで弊社に丸投げしちゃってください。

 弊社のHPだけでなくラインからでも気軽にお問い合わせができる体制を整えておりますので、ご相談いただければ皆様のお力になれると思います。

 

 

 

 

 

 

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